屋根の明かり取りや窓ガラスから入り込んだ日射熱は室内の空調へ多大な影響を及ぼします。
なるべく余分な外部熱を防ぐことが光熱費を抑えるポイントとなります。
工場といえば屋根がギザギザしている、「ノコギリ屋根」を思い出す人も多いかと思います。これは屋根の曲げ剛性(たわみに耐える能力)を高めるためと、採光の目的があります。しかし、近年では施工技術や照明器具の発達等でノコギリ屋根は減少しています。
一方で最近増えているのが「無窓工場」と言われる窓の無い工場です。窓が無いことで余分な熱が入らず、熱が逃げず空調コストを抑えることができます。また、新築でなくても、窓の上から断熱パネルを貼ることで無窓工場にすることができ、簡易的な方法としては遮熱フィルムや熱反射ガラスに換えることでも幾分かの効果を得ることができます。
無窓工場 |
その他、簡易的手法 |
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●窓のない無窓工場を建設 ●窓の上から断熱パネルを貼る改修 |
●熱反射ガラスへ取り替える ●窓に反射フィルムを貼る |